【プレスリリース】筑波大学との共同研究により、当社検査で利用するバイオマーカーの有効性を明らかにしました。

このたび、当社は国立大学法人筑波大学との共同研究により、アルツハイマー病など認知症の発症に関わる3種類のタンパク質の血液中の変化が、軽度認知障害(MCI)における脳イメージングの変化と一致し、認知機能の低下の評価に有効なバイオマーカーとなることを発見しました。
 
本研究の成果については、国際的に権威のあるAlzheimer’s Associationの2018年12月18日付「Alzheimer’s & Dementia: Diagnosis, Assessment & Disease Monitoring」でオンライン公開されました。
 
本研究に用いた3つのタンパク質(ApoA-I、TTR、C3)を対象とするMCIスクリーニング検査は、当社がすでに実用化しており、今回の研究で早期MCIの認知機能低下とそれに伴う脳血流低下や脳萎縮と関連することが明らかになったことで、さらに認知症の予防につながる血液検査として期待されます。
 
今後、より多くの症例を用いた臨床研究を行うとともに、運動などの予防介入による効果と血液バイオマーカーの関連性について研究を進める予定です。
 
詳しくはこちらをご覧ください。

HTML5のcanvas要素、またはexlorer canvasに対応のブラウザでご覧下さい。