MCIスクリーニング検査の有用性を示すシステマティック・レビューが報告されました

アルツハイマー病(AD)患者と認知機能健常者との間で血液中アポリポタンパク質A1(ApoA1)濃度を比較解析した結果がイタリアの研究グループによって報告されました。(※1)

この報告では、当社研究員が参画した研究(※2)を含む5つの独立した研究[アルツハイマー病(AD)患者合計397名、認知機能健常者合計367名]で得られたデータがまとめて解析されています。 その結果、認知機能健常者に対してAD患者の血液中ApoA1濃度が低く、認知機能の低下に伴い血液中ApoA1濃度が低下することが示されました。

当社研究においても認知機能低下に伴って血液中のApoA1濃度が低下することを明らかにしており、これを裏付ける研究成果です。
メタ解析(※3)によって当社の研究が裏付けられたことは、個々の研究で得られた結果よりも信頼性の高いものと考えられ、 今回の報告は、ApoA1濃度を検査の指標として用いている「MCIスクリーニング検査」の有用性を高める成果として期待されます。

(※1)Zuin M. et al. Diagnostics (Basel) 11:984, 2021
(※2)Uchida K. et al. Alzheimers Dement (Amst) 1:270-280, 2015.
(※3)メタ解析:複数の研究のデータをまとめ統計的方法を用いて解析する方法

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